いきなり梅雨が明け、あまりにもビールが美味しく思える季節になりましたね。(お前は年中美味しいと言ってないかとツッこまれそうですが)
さて、今回は中国食材に含まれる毒についてまとめてみましょう。
有害な毒については以下のものがありました。
1、農薬
含まれる食品・・・農作物、加工食品。
中国では当局が禁止する農薬も堂々と販売、使用されている。日本でも過去BHCやDDTなど猛毒農薬の摘発例がある→肝臓疾患、がんの可能性
2、抗生物質
含まれる食品・・・食肉加工品。
病死を防ぐために、鶏肉などに大量使用。薬着けの食肉は加工され日本へ→がんや内臓疾患を誘発させる。
3、重金属
含まれる食品・・・魚介類、水産加工物。
工場や鉱山の排水、大気中の汚染物質を含んだ雨により、鉛、カドミウム、ヒ素などの重金属の水質汚染が深刻な状態→体内蓄積でがん、内臓疾患など。
4、菌、ウィルス
含まれる食品・・・冷凍野菜、冷凍果物。
不衛生な環境下で製造され、基準値以上の大腸菌が検出された。ドイツでは冷凍イチゴが原因で1万人以上のノロウィルスの感染者を出したことも。
5、添加物
含まれる食品・・・薬品、農作物、加工食品。
これは酸化防止剤、人工甘味料、乳化剤など様々。基準値以上が計測され、輸入時に摘発された例も多数。過剰摂取で肝機能障害などを誘発する。
そしてもう一つの原因として、日本の検疫システムが問題。
全国には108か所の検疫施設がありますが、うち食品衛生監視員はたったの399名しかおらず、故に問題の輸入食品のモニタリングはなんと2.8%しか行われていません。
しかも検査結果が出るまで、怪しいものであっても食品を留め置きしないで先に通関させてしまい、検査結果がクロと出た頃にはすでに流通してしまっているのです。
これについて専門家は、人員を最低でも10倍に増やし、もっとモニタリングに力を入れる必要があるといっているのですが、これだけ手薄な検疫システムに、さらにTPPを初めとした、自由貿易化の波も押し寄せるなら、もっと多くの「毒食品」が流通することになります。
抜本的なシステム改革をしない限り、日本は毒食品で溢れかえり、病気がさらに増えるでしょう…
さて、次回は中国のほかにもう一つ問題を抱えている大国についてです。
関連記事 :