輸入食材を考える その8_2
2013-10-13 12:37
クリケ歯科クリニック
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皆さんお元気ですか?
さて、前回は遺伝子組換え製品が輸入され始めた時期や、どんなものが輸入されているのか、また、遺伝子組換え自体がどんなものであるのかをお話ししましたね。今回は具体的にどんな食材がどう使われているのかなどをお話ししましょう。

輸入食材のトウモロコシは、アレルギーを誘発する可能性の大きい食材です。
組み換え前のトウモロコシにも多くのヒスチジンが入っており、調べてみると組み換え後のトウモロコシにはもっと多くのヒスチジンが入っていたのです。
ヒスチジンは酵素によりヒスタミンに変換され、ヒスタミンはアレルギー反応を起こす物質として有名です。
蕁麻疹(じんましん)など起きた時にはヒスタミンを抑える抗ヒスタミン軟膏などが処方されることでも有名ですね。
実はトウモロコシって、アレルギーを持った方々には非常に危険な食物だったのです。

これを読んで「トウモロコシは食べないから大丈夫だな」と思った方は要注意。
というのも、トウモロコシはその形を保ったまま売られているだけではないからです。あれこれ加工され、増粘剤、安定化剤として食品に使われています。
また、 糖化されて水あめ、ブドウ糖果糖液糖となり、キャンディーやアイスクリーム・ジャム・清涼飲料水(スポーツドリンクも含む)にも使われています。

それだけではありません。

コーン油・コーンフレーク・スナック菓子・ビール・ノンアルコールビール等にも使われていて、すでに家庭で廃除できるレベルではなくなっているのが問題なのです。
ここまで来ると、知らない間にアレルゲンになるものや害になるものを大量に摂らされていることについて、国民全員で考えなければいけないレベルでしょう。

ちなみに、さらにどんなものが輸入されているかもう少し詳しく書くと、
「大豆、トウモロコシ、ナタネ、ジャガイモ、綿、テンサイ、アルファルファ、パパイヤ」などがあります。

これらの作物を主な原材料とする33種の加工食品(豆腐、納豆、味噌、きな粉、コーンスナック類、ポップコーンなど)には、国が「遺伝子組み換え」「遺伝子組み換え不分別」の表示義務を課しています。
しかし、野菜などの産地偽装の実態をみても、これらの制度が全て正常に機能しているかどうかは判りません。

まともに考えたら、安心して食べられるものなどほとんどない現状を、是非、皆さんにも知って頂きたい。
一見歯科と関係ないように思えるかも知れませんが、こうして体を壊して病気になり、薬を常用する人が増えて、そして薬の副作用も重なって口の中にも異常が出るようになるのです。

体は繋がっています。しかも口は内臓の入り口です。事実を知ったら食べるものがなくなってしまうけれども、でも、現状はみんなが知っておくべきことだと僕は考えます。

百聞は一見に如かず、「モンサントの不思議な食べ物」「世界が食べられなくなる日」、この2つの映画を是非ご覧ください。

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