夏なのにすっきりしない空が続いていますが皆さん、冷たいものばかり飲んだりしていませんか?
夏こそ暖かい飲み物で内臓を保護しておかないと、夏バテや秋口に体調を崩す元になってしまうので、気をつけてくださいね。
さて、今年のGW頃に農林水産省が「安全である」と表明した、遺伝子組み換え飼料のニュースについて、まだ記憶に新しいと思いますが、これって本当に安全なのでしょうか?
実は刻々とこれが大きな問題として迫ってきているようなのです…ということで、今日はこの問題について取り上げたいと思います。
僕を含め、多くの方々が「遺伝子組み換え食品表示はされているし、日本ではこれについての危機管理は行き届いているのでは?」といった認識ではないかと思います。
しかし、現実はそうじゃなかったのです。というのも、我が国は遺伝子組み換え植物輸入の最大手国であり、食物自給率は低く、肥料、畜産用飼料の原料、穀物などでさえも輸入依存です。
現状、これら遺伝子組み換え飼料を使用することについての危険性は、当事者の畜産農家や大学研究機関でも分からないらしいのです。
つまり、我々は直接、口にする遺伝子組み換え食品への意識はまだ高いけれども、二次的となる遺伝子組み換え飼料で育った牛や豚、鶏などをはじめとする畜産物を食べたらどうなるのか?などの問題意識は低いのではないかということなのです。
実際に僕も失念していました。
そういったことから、長期的検査研究がなされないと反対派、推進派の溝は埋まらない。
こんな中、アメリカでは、トウモロコシの88%、大豆の93%はすでに遺伝子組み換え作物に切り替わっています。
中でも、ブログでも紹介させて頂いた自主上映映画の中のM社はなんと世界の23%、大豆の70%のシェアを持っています。
どうしてこの会社が、まるで独占企業のようにそれだけシェアを持っているのでしょう?
なんだかすごく違和感を覚えるのは僕だけでしょうか。
さて、そんな情勢の中で、今後私たちが気にしていかなくてはならない言葉として、英語のgenetically modified organism という言葉があります。
GM作物、あるいはGMOとも呼ばれたりして、そのように表記されることが多くなるであろう言葉です。
GMOは遺伝子組換え生物を指し、作物に限らない表記です。
…ということは、もう勘のいい方はおわかりだと思いますが、現在の研究段階ではもう「作物に留まらない」のです。
つまり、生き物、信じられないような話ですが、遺伝子を組み換えられた魚や家畜などがもうすでに作られて、実践で使われようとしているのです。
たとえば2〜3倍の成長力を誇る「サケ」、処理しやすいように作られた毛のない「鶏」…信じられますか?
これらはもうただ、認可を待つだけになっているのです。そして認可にさえなれば明日からもう出荷され、そして知らない間に私たちの口の中へ入っていくということになるのです…
何も影響がないとはとうてい思えない。
皆さんはどう思いますか?
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