すっかり夏の気配となり、関東は早くも梅雨入りしました。さっそく湿度が高くなってきましたね。
さて、今日は「輸入食材」について考えたいと思います。お隣の大国、そして海の向こうの大国、どう我が国が、そしてどう我々国民が対策を取るのか…そんな、究極の選択が迫っていることを皆さんはご存じでしょうか?
僕も30〜40人の方々とコアな情報交換をしていますが、お互いにどのような対策を取っているのかも、当然話題に上ります。ことの発端は週刊文春の「中国猛毒食品」という、この春8回に渡って連載された記事を読んだことからでした。
勿論、以前にも毒入り餃子始め、2008年、やはり中国で粉ミルクのメラミン汚染事件などもあり、あれはメラミンにより腎不全が多発、6名もの乳幼児が死亡しました。
ところが調べてみると、前年2007年には中国産ペットフードを食べたアメリカその他の国々で犬、猫が同様の腎不全で死亡するという事故が相次ぎ、中国関連のこういった事故をあげれば枚挙にいとまがないほどです。
皆さんは現在、世界各地で粉ミルク購入制限が起きているのはご存じでしょうか?
自国の乳幼児の為に、海外から輸入、ネット通販、旅行の際の大量購入などを、業を煮やした各国政府が購入制限を実施しているのです。
英国でも1人2缶までの制限がニュースでも流れてきていますが、またそこに様々な業者がからみ、買い占めその他が起こってミルクの高騰、品薄に繋がってきていると見られています。
何かが制限されるとそれを巡って業者が群がり、利権が発生してさらにそれを巡って利権の獲得合戦が起こるなどが世の常になっていますが、それがなんと粉ミルクにまで及んでいるということでしょうか。
次回はこの粉ミルクについて、さらに調べた範囲で誤解のないよう掘り下げたいと思います。
参考記事:
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