先週、金曜日に夏休みも明け、診療が始まりました。
休みってなんでこんなに早く終わっちゃうんでしょうね(笑)
18日土曜日は、甲子園で郷里の岡山県代表の倉敷商業が見事に勝ってベスト8に進出、又、昨日は神奈川県代表の松井投手擁する桐光学園は、残念ながらベスト8でしたね。
ゴルフの方では米女子プロゴルフツアー参戦中の宮里美香プロ、セーフウェー・クラシックに優勝!
彼女は、山田豊文先生の玄米食べて頑張ったのでしょう。
こうして日本選手が活躍してくれるのは本当に嬉しいことですね!!
さて、今回は一呼吸おいて、前回少し触れた「食物アレルギー検査」についてご紹介しましょう。
歯科で使用する金属が、体温と唾液によってイオン化されて体内に吸収され、蓄積されて行くことから、金属アレルギーが引き起こされることもあると言うことは、今まで数回お話ししてきたので、皆さんはもうご存じでしょう。
しかし、金属を入れていないのにアレルギーがある場合は、違うところに原因があるということになります。
たとえば、カラーリスト(美容院でカラーを担当する美容師さん)の方の中には、非常に多くの方に金属アレルギーが見られます。
これは、成分に多量の金属が含まれる染色剤を頻繁に使用することが原因かと思われ、こうなってくると一種の職業病とも言えるのではないかと思います。
しかし、口の中に金属がなくて美容師でもない場合、何が原因に?
実際に口の中の金属を外したにも関わらず、症状の改善が芳しくない方々を見て「食物にも金属が含まれるのなら、食物からということも考えなければならないだろう」というわけで、今回「アンブロシア株式会社」さんにお願いすることにしたのです。
(分析はアメリカのUSバイオテック研究所が行います)
アレルギーには即時型、遅延型の2つがありますが、今回の検査対象は遅延型であるIgGとIgAの2種類です。
ここで1つの指標として正常な血液中の免疫グロブリンの割合を記しておきましょう。
IgG 78%
IgA 18%
IgE 0.4%
その他IgM、IgD
IgG,IgAの割合が96%でその他が残りを占めます。
この2つは両者共に遅延型であり、反応するまでには数時間後〜48時間ほどかかります。
更にIgGは反応が長く残りますが、アレルギー反応が出ていることに気が付かないことも多々あります。
この検査は96種類の食材の検査で、出来ればIgG・IgAの両方について受ける事をお勧めします。
というのも、両者の検査でも反応の違いが出ることが多いそうで、IgGだけ検査したけれどもその値が低くて原因が判らないまま症状が続くので、
結局全て受け、それでやっと原因が判って食生活など改善したら症状が緩和したという例が多くある、ということだからです。
思いがけない発見があったり、長年悩んでいた症状が実は食物アレルギーだったということも多いようです。
この検査の詳細について関心のある方は、下記へご案内しておきますのでサイトをご覧ください。
また、受付に資料を用意してありますので、お気軽にご相談下さい。