さて、前回までの「金アレ」は…
どういったことが原因で、どのようにアレルギーが起こるかを説明しました。
今回は種類や症状についてざっと説明しましょう。
金属アレルギーには2種類あります。
1. 接触性の金属アレルギー。
これは時計やピアス、ベルトのバックルなどが触れることで起こるものを言います。
2. 非接触性の金属アレルギー。
1と違い、こちらは直接、肌等に触れていない場合に起こるもの。
状態によって1か2か分かれていきますが、1の場合は比較的判断しやすく、また解決方法も単純であることが多いのが特徴です。
しかし、非接触性の場合はそう、単純ではありません。
非接触性の場合は全身性のアレルギーになりやすく、症状もまたアレルギーかどうか見分けが付かないものが多くなります。
たとえば
1.口の中の金属等で出やすい手足の「水泡」。
2.四肢や体幹に出来る「虫刺され」のような症状。
3.腰回りや大腿部、肩甲骨周辺に出来る直径1〜5cmのさまざまな形の赤い斑点状のもの。
(時間が経つにつれ黒味がかって来たりする)
4.蕁麻疹(ジンマシン)を起こす。
ざっとあげただけでも紛らわしい症状がこれだけあります。
「肌荒れ」「水虫」「アトピー」「原因不明の蕁麻疹」…これらは金属アレルギーと診断されることが実に少なく、また、全身性の場合は口の中の金属の影響も大きいようで、金属を外した途端、症状が快方に向かうことも良くあることから、皮膚科で検査を受けてみることをお勧めします。
そうそう、最近では「ビューラー」が原因で症状を出してる方も多くなっているとか。
目の周りがなんだか痒かったり、かぶれたりしてる方はご用心!
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