朝晩がかなり涼しくなってすっかり秋の気候になりましたが、皆さんこの連休はいかがお過ごしでしたか?
さて、今回は前回の続きで、実際のデータを使用しての解説です。
あまりに症状が出る項目が少なくて空気を読めとまでこのスタッフは言われたりしていたのですが、次のデータでは意外なものが出ていました。
キドニー豆、それにさやインゲン豆とあります。そこのあなた、キドニー豆って何よと思ったでしょう?これは赤インゲン豆とも、金時豆ともいい、日本人になじみの深いものです。
次はスパイス。
バニラやショウガなど、いずれも1まで行かない程度のわずかな反応です。
そして最後はその他の食材。
ここで注意していただきたいのが、大して強い反応ではないけれども、製パン用のイースト、そして醸造用のイーストに多少の反応があると言うことです。
イーストに関してはやはり危険性が指摘されるものでもありますし、単にパンの発酵が安定するという理由から使われているだけのものでもありますので、出来れば摂りたくないものの1つです。
添加物については、うるさく言い始めたら確かにもう食べるものはなくなってしまいますが、でも、出来れば摂らないほうがいい。
そして、添加物でアレルギーを起こす可能性もこうしてデータとして出てきているのですから、やはり気にしなくていいものでもないのです。
そしてもう1つ、今回の結果で注目すべき点があります。
というのは、このスタッフ、子供の頃から牡蠣が死ぬほど嫌いで、風上に置くなというほど嫌いな食べ物なのです。これだけ嫌いですから、当然食べません。食べないのに、ここまで反応が出ているのです。
ではどうしてこうなっているのでしょう?
考えられるのは、牡蠣としては食べないけど中華料理を始め、料理する段階でオイスターソースを使った場合。
オイスターソースは濃縮した牡蠣のエキスですから、単に牡蠣を食べた時より多く摂取したことになる、ということでしょう。
このように、単純に食べたと言うことだけではなく、反応があったものによっては、こうして出汁やソースのようなものに含まれて摂取しているということもあるから、そういったものについてまでも気を配る必要があるということです。
気にしていたら何も食べられない……確かにそうなのですが、体が炎症を起こすなどの反応が出るものに対しては、やはり体に負担をかけない方がよいということになります。
負担をかければかけるほど体は消耗し、細胞の再生が遅れて老いに拍車をかけ、さらには疲弊した体が反応してアレルギーや病気を引き起こすことになりかねません。以前、日本人の食品添加物摂取量は年間4kgという記事を書きましたが、現在ではもうすでに6kgに増えているとも言います。
出来ればいつまでも若々しく元気でいたい…それが誰しもの願いであるとともに、愛する家族にもそうあって欲しいもの。
あなたもちょっと調べてみませんか?
体調不良、アレルギーの原因が判らないなど様々な不調の原因が、もしかしたらいつも食べているものにあるかもしれませんよ。
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