穏やかなお盆…とはほど遠く、毎日うだるような暑さが続いていますが皆さんお元気ですか?
僕と言えばお蔭様でお中元でいただいた、たくさんのビールをキンキンに冷やして暑さに対抗しています。暑い夏にはやっぱりビールが一番!!(笑)あ、いえ、冷酒も美味しいものですけれどね(笑)
さて、ちょっと前に雑誌AERAで「大人蝕むアレルギー」といったテーマで記事が掲載されたのですが、ご覧になった方もいらっしゃることと思います。
患者さんにもアレルギーのある方が多く、当然スタッフの中にもアレルギーを持つものがいます。というわけで、先日もスタッフのフードアレルギー検査を、いつもご協力頂いているアンブロシアさんに送ったところです。
昨年は「金アレ」について連載させて頂きましたが、今回は少し「食物アレルギー」について考えてみたいと思います。
AERAの内容について少し紹介しますと、とあるエビ大好きの36才の女性がある日の深夜、後頭部に突然「違和感」を覚えます、首から顔、徐々に首筋にも降りて行きます。
以前にもこのような経験はあったようですが、今回はあまりにも酷くて、一晩我慢したけれどさすがに皮膚科を受診、医師から昨晩の食事を聞かれます。
昨晩食べたのはスペインバルで飲み、エビ、イカ、アワビ、ムール貝、カキその他。そして検査の結果、大好きなエビの反応が出てしまいました。勿論、医師からはエビを食べないよう言われます。
ここで「あれ、いままでの人生ずっと大好きで食べてきたんじゃないの?」と思いますよね?
こういうアレルギーは、乳児の10%が発症、消化機能の未発達の子供達のものだと思われがちですが、最近元気な大人達にある日突然このようなことが多発しているというのです。
専門の医師によると大まかに成人の1〜2%が食物アレルギーと考えられ、近年世界的に増加傾向にあるとのことです。アレルギーは体の外から入り込む異物から体を守ろうとする免疫システムの一つで、反応までには2段階あります。
…というわけで、今回は長くなるのでここまで。
たかがアレルギー、されどアレルギー。酷ければ死に至ることだってあるのです。侮るわけにはいかないのがこのアレルギーなのでした。
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