SoftBank、優勝しましたね。
先日、工藤さんの奥様からご連絡をいただいて、公康氏の生解説を聞きながら日本シリーズを観戦する会へ行ってきました。
SoftBankは公康氏が所属していた球団でもありますし、優勝したのはとても喜ばしいことでもあります。
その時のことについてはまた改めて…。
さて、今日はミネラル「亜鉛」についてのお話。
現代人の食生活で最も摂取量が少ない「亜鉛」は、男性にとっても女性にとっても重要な栄養素であり、別名「セックス・ミネラル」とも言われるくらい、深く人体に影響を与えるミネラル。
日頃、わざわざ摂るように気をつけていないと、なかなか効率よく摂取できる機会の少ないミネラルでもありますが、それが摂りやすい季節が冬。
そして冬が旬な食材と言えば「牡蠣」です。
普通、英語で表記した場合の、月の最後のスペルが「R」の月が食べられる時期とされてますが、日本では約25種類の牡蠣があるらしく、ほぼ一年中食べられるそうです。
ではこの亜鉛、不足するとどうなるのでしょう?
まず、『発育障害・免疫不全』になり、最悪の場合、体が動かなくなることもある、非常に影響の大きなミネラルなんです。
一般にアメリカでは、ビタミンCは風邪を引いたときに使うビタミンであり、亜鉛は免疫力を上げたいときに使うものとされています。
また、男性にとっての亜鉛は、性的機能のアップが見込める重要な働きが。
亜鉛は単体では吸収が難しく、ビタミンCと一緒に摂ると吸収が促進されます。
それを考えると、生牡蠣にレモン汁は最高に美味しいし、吸収も良いことから理想的な摂取方法と言えます。
また、男性の場合、亜鉛が不足したままだと、「精子の量が減少・生殖機能の低下」などの不妊の原因になってしまうのです。
では女性の場合はどうなるのでしょう?
亜鉛は女性ならではの"美しさ"を保つものであり、不足してしまうとニキビの原因や爪の弱体化などに現れることが多くなります。
とはいえこれには亜鉛だけでなく、「たんぱく質」が大きく関係しています。
たんぱく質は「肌・爪・髪」などのすべての細胞の元になるものです。
そして亜鉛は、たんぱく質の分解や合成に重要なミネラルなのです。また、不足することで味覚障害も出やすくなります。
つまり「亜鉛が無いと細胞を効率的に新しくできない」ということ。
ちなみに糖尿病を患っている方も、毛髪検査などから亜鉛が不足していることが発覚することが多かったりします。
毎日摂るのが難しいミネラルですが、玄米や雑穀、サプリメントなどを上手く使い、不足しないようにしていきたいミネラルの1つです。
そうそう。
「第5次改定日本人の栄養所要量」から「摂取推奨量は1日15mg」と記載されるようになりました。
ただ、過剰摂取も免疫力の低下を引き起こしますので摂りすぎないよう気をつけて下さいね。
参考までに各食材の含有量を上げておきます。
牡蠣が苦手な方も多いと思いますが、他のもので代用も出来ます。
効率的に、しかし摂りすぎに注意しながらうまく摂って下さいね。
各材料:100g中
牡蠣(生) 13.2mg
うなぎ(蒲焼)2.7mg
豚レバー(生)6.9mg
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