予防歯科のページでも触れましたが、今まで虫歯や歯周病の治療と言えば、歯磨きを主体としていかに虫歯や歯周病を増やさないか、現在化膿している箇所を綺麗にしていくかを考えてきました。自分で歯磨きをいかに頑張っても、機械でないと落とせない歯石もありますから、どうしても歯科医院へ行かねばならなくなるのです。
しかし、ではなぜ歯石が出来るのか?
なぜ歯周病になるのか?
さらに言えば、歯磨きをしていても虫歯や歯周病になる人もいれば、していないのにならない人もいるのです。その差はいったい何でしょうか。
細菌だけの問題なのでしょうか?
海外では飛躍的に研究が進み、結果ホストの問題であると結論が出ました。ホストとはつまり身体のことです。また、日本の歯周病学会でもこれらの症状が細菌の問題ではなく、やはり身体の問題であると結論づけていることから、歯磨きで予防という時代は終わり、いかに健全な身体を作るかが重要になってきたのです。
以上のことから、当クリニックでは単に口の中だけではなく、カウンセリングを行いながら身体全体を視野に入れた栄養指導やメンテナンスなどを行っていきます。