とにかく子供達を守りたいと山田先生も張り切っていらしたので何よりです。
さてこの前の京都のお話が楽しかったと読者の方から嬉しい感想をいただいたので、今回はおこがましくも、ちょっと京都のうんちくを。
京都って読み方が難しいところが多々ありますし、不思議な言い方をする場所も多く感じられます。
独特の文化が栄えたからと言うのも判るのですが、僕にはその「雅」がまだまだよく判らず、
気がつくと「台所」であれこれと美味しいものを買いあさっていたりします(笑)
そういえば、YMFの友達のK歯科医師は京都在住で、京都検定の1級をもってらっしゃるとのこと。
いやはや一級なんてそうそう取れるものではないので凄いことです。
全国津々浦々、地名というのはかなり特異なものが多いものではありますが、
京都も不思議な地名が多くある場所で、たとえば先斗町。どうして「先斗町」はあのように書いて「ぽんとちょう」と読むのでしょう?
一説によれば、先斗という地名の語源はポルトガル語のponto(「先」の意)にあると言われたり、鴨川と高瀬川に挟まれているため、堤であると捉え、鼓が「ポン」と鳴ることに掛けて、「ぽんと」となったという説もあります。
どちらが本当だとしても、変わった地名というのは本当に不思議な由来が多いものです。
そうそう、不思議と言えば横須賀市にもちょっと見ただけでは読めない「不入斗」という地名があります。あれの由来はなんだったかな。
さて、京都と言えば大文字焼。
今年の大文字焼きはひと悶着ありましたが無事に終わりましたね。
僕も大学時代に一度見に行ったことがあるけれど、その時はろくな知識も持っていないままいったこともあり、「大文字焼」というのだから「大」の字だけだと思っていたんです。
そうしたらなんと京都周囲五山で「大」「妙法」「鳥居」「船の形」が浮かび上がるではありませんか!!
市街地やネオンの明かりが規制されてあたりが暗いせいもあり、山々にくっきり浮かび上がった送り火を、あっけにとられながら高校時代の同級生達と、順に見て歩いたのを覚えています。
そう、あれは「大文字焼」という名前で有名になっていますが、正確には「五山の送り火」というそうです。また、左大文字を入れて六つのかがり火が炊かれます。
メインは大文字山の「大」で,地図を北方面にして右、東側になります。一画目が80M、二画目が160M、三画目が120Mといいますからかなり大きいですね。
この大の字は国土地理院の二万五千分の一の地図にもはっきりと描かれていますが、他の四つは一万分の一の地図にならないと記載されないそうです。
しかし、日本の代表的行事であると言っても、地図にまで表記されるというのは凄いことです。
というわけで、今回のうんちくはここまで。
…あ、それから。
先日、前歯の歯茎が腫れて診察に来られた50台後半の女性がいて、問診表には1日10本のタバコ、とありました。
診察後、原因は喫煙の悪影響が慢性的に作用していて、体力の低下で急性症状として出たものと思われることをお話しすると、タバコでそのような症状が出ると言うことに、とても驚いていました。
ここのところ2度ほど取り上げた喫煙関連の記事について、みなさんかなり関心が高いように思われるので、また色々とお話ししていきたいと思います。
最後にもう一つ。
横須賀の読めない地名…ああ書いて「いりやまず」と読みます。
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