亜麻仁油はﾏｽﾞｲ!?
2011-11-16 03:01
ｸﾘｹ歯科ｸﾘﾆｯｸ数年前から亜麻仁油を使っていた患者さんが先日､久しぶりにいらしたのですが､一見してすぐ｢あること｣に気がつきました｡ここのところ少しｻﾎﾞってたようですね……というのも､少ふっくらしてるんです(笑)
しかも､本人｢便通が悪い｣と言っている(笑)
訊いてみると､｢どうしても味が辛い｣とのことでした｡慣れるまでは確かに辛い､あの味は……;;
いや､正確に言えば慣れても美味しくないのでやめちゃう気持ちがよくわかる(笑)
いわゆる魚のｵｲﾙ由来であるDHA･EPAでは､ｻﾌﾟﾘで飲んだとしても､時折胃から上がってくる魚臭さなどが難点でした｡
その点では完全に植物の亜麻仁から抽出しているので魚臭さはないものの､やはり独特の臭みがあります｡その方はなんとか頑張って納豆に使ったりしてはいたようですが､とうとう止めてしまったとのこと｡
さて､ここでこの話にちょっと｢あれ?｣な事があるんだけど､気がついた方はいるかな??
そうなんです､油を止めたのに｢太る｣んです｡
普通は油を摂ったら太るのに､この場合は逆です｡本当に亜麻仁油（ﾌﾗｯｸｽｵｲﾙ）の働きって凄いと思います｡
というわけで､今回は亜麻仁油を使った我が家の活用法をお教えしましょう｡
この方法だとﾃﾞﾄｯｸｽ効果の高い玉ねぎと､どうしても不足してしまうｵﾒｶﾞ３を同時に摂る事が出来ますし､さらに調味料を工夫すれば臭みも気にならないように出来ます｡
玉ねぎには､動脈硬化や高血圧の予防､消化促進､疲労回復､精神不安定､不眠症などの症状に有効な成分がたっぷり含まれているので､積極的に摂りたい食材の１つです｡
材料
１．玉ねぎ２個
２．亜麻仁油1/4ｶｯﾌﾟ
３．みりん･酒･醤油 各1/4
作り方
１．玉ねぎはｽﾗｲｽかみじん切りにして１時間程空気に晒す
２．晒した後､用意しておいた亜麻仁油と調味料で和え､塩･こしょうで味を調えたら容器に入れ､よく振って混ぜ､冷蔵庫に一晩寝かせる
玉ねぎは細かくすれば酵素反応が活発になり､さらに放置することで酵素反応がなお活性化し､血液をさらさらにさせる成分（硫化ｱﾘﾙ）が増えます｡この時､水に晒したりは絶対にしないようにしましょう｡
水に浸けてしまうと､せっかくの成分が溶け出てしまうからです｡
こうして作った玉ねぎの亜麻仁ｵｲﾙ漬をｻﾗﾀﾞにかけて食べてみて下さい｡さらに鰹節などを振りかけても美味しくなります｡
安くて､何時でも手に入るだけでなく､非常に栄養価の高い玉ねぎをどんどん食べて下さいね!!
といっても､玉ねぎは人間には非常に栄養価の高い食材ですが､犬や猫にとっては猛毒です｡
成分の１つであるｲｵｳ化合物が赤血球を破壊してしまい､酷いときには命を奪うこともあるそうですから､
ﾍﾟｯﾄを飼っている方はご存じだとは思いますけれど､
たまたま出かけた先で誤って食事の残りなどを与えてしまったりした場合に事故が起こらないとも限りませんから注意が必要です｡
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