この冬一番の寒波が来ているせいか、寒い日が続いています。
こういう時はやっぱりお酒を飲んであったかくなりたくなるものですが皆さんはいかがですか?
今日は、お酒を「糖質」という面から考えてみましょう。
「糖質」は摂り過ぎると急激に血糖値が上がり、膵臓(すいぞう)から大量にインスリンが出ると急激に下がります。結果、眠気だけでなく集中力も低下し、だるさなどまで感じるようになります。
それが症状として現れ、血糖値の乱高下が起きる低血糖症は、糖尿病を発症する可能性が高く、糖尿病にかかると動脈硬化による血管障害、腎障害などへ進行していくのが普通です。
しかし、だからと言って摂らないわけには行かないので、いかにしてうまく摂るかが鍵になります。
たとえば以下に記したような、糖質の多いお酒を好んで飲むのであれば、糖質の過剰摂取になりやすいと言え、飲んだ翌日に疲れが残る、気分がすっきりしないなどあるようなら、それは糖代謝に負担がかかったと考えられます。
【糖質の多いお酒】
ビール、発泡酒、日本酒、紹興酒、梅酒
【糖質の少ないお酒】
本格焼酎、ウイスキー、ブランデー
「醸造酒には糖質が多く、蒸留酒には糖質が少ない」と、覚えておくといいでしょう。
また、果物その他のジュース、甘い炭酸等で割るものにも糖質は多いので注意が必要です。
割るのであれば水割り、お湯割り、炭酸割り、お茶類で割るなどが摂り過ぎを押さえる上でも良いと思います。
それと「糖質オフ、糖質ゼロ」については以前ブログに書いたように、実は全くゼロではないので要注意!!
疲れを癒し、ほっとするお酒も飲みすぎれば毒になります。ほどほどに、美味しく飲みたいものですね。