6/21に東京、神保町の教育会館で行われた、山田先生のセミナーに行ってきました。
今回は油のお話でしたから、このブログを読んで来られた方々は分りやすかったようです。
さて、セミナーの内容について要約していきましょう。
★摂って良い油は勿論【オメガ3】
反対に、絶対に摂ってはいけない油が【トランス脂肪酸】
諸外国では何年も前から禁止、或いは食品に表示義務を課し、厳しく管理している国が殆どです。
現在、日本でも食品への表示義務化に向けて福島大臣から引き継がれ検討中といったニュースをご存知の方も多いと思います。
では、どうしてこの【トランス脂肪酸】を摂ってはいけないのでしょう?
それを説明する前に、まずはトランス脂肪酸とは何かを説明する必要があります。
「不飽和脂肪酸に人為的に水素を結合させて出来た飽和脂肪酸」
トランスというのは分子結合の形で、加工前はシス型という形をしています。
このトランス脂肪酸の分子構造は、日常生活の中でありふれている、ある物質の分子構造と同じです。
これはちょっと聞いたらぎょっとすると思いますよ…
そう、それは「プラスチック」。
食べ物なのに、プラスチックと同じ分子構造なんです。
私たちはプラスチックを食べていたんですね(汗)
この、食べるプラスチックの代表的な害は
1、体内コレステロールのバランスを崩す
…悪玉(LDL)コレステロールを増加させ、善玉(HDK)コレステロールを減少させる。
結果、動脈硬化を促進させ心臓疾患リスクを非常に高めるため、ニューヨーク市では外食産業で禁止。
2、糖尿病を引き起こす
3、免疫力を下げる
4、脳にダメージを与える
…シカゴでは摂取量の多い人ほど「痴呆」リスクが高いといった調査報告も。
5、ぜんそく、アトピー、アレルギーの原因
6、肥満傾向
その他数々の疾患に関与しているのがこれまでに判っています。
ではどんな製品に使われているのか?
1.マーガリン
2.ショートニング
3.コーヒークリーム
4.お菓子、ケーキ、スプレット植物クリームetc
パッケージの表示はどうなっているのかというと、「植物油脂(ショートニング、マーガリン)」
たまに、「トランス脂肪酸」と表示されています。
一度商品を手にとって裏返し、成分表示を見てみて下さい。それらの表示がないものを見つける方が難しいですよ(汗)
また、2番のコーヒーフレッシュなどの成分もよく見てみると牛乳成分ではなく、植物油脂と書かれたトランス脂肪酸で出来ているものがほとんどだったりします。
山田先生は特に、お母さんからお腹の中のお子さんに多大な影響を与えることが判っているので、妊婦さんは摂らないよう、と、声を大にしていました。
百害あって一利無しの油…これを摂らないようにするだけで、悩んでいる病気がなにか解決出来るかも知れません。
油について細かく書いてある山田豊文先生の著書
「病気がイヤなら油を変えなさい!」
病気になりたくないそこの貴方、すでにどこか病気のそちらの貴方にもオススメです。