去る12/3の土曜日、西東京市市民会館で
「今、伝えたい!生きる力と育つ力!」をテーマに薬も注射も使わない小児科医・真弓定夫先生と世界的免疫学者で高名な安保徹先生の講演会がありました。
僕は行くことが出来ませんでしたが、行った人から話を聞く機会があり、よくよく聞いてみてやはりこのお二人の先生の研究はすばらしいと感心してしまいました。
講演内容としては、真弓先生が牛乳とガンとの関係性について、また安保先生はガンやリウマチを根本から治す免疫細胞との関係や、どうして病気になるのかの成り立ちを発見した方ですが、そのことについての説明と、対処療法の現代医学での治療の難しさなどを説明してくれたそうです。
・ガンにならない身体は受胎から3歳までに作られる
・3歳で気付いたなら倍の6年かけてガンにならない身体を作る
・6歳で気付いたなら12年かけて身体を作る
……とよいのだそう。
なお、薬を一切とってなくても添加物の入った食事をすれば薬をとってるのと同じことなので、やはり食がどれだけ大事かって事ですよね。
人間、食べたもので出来ているのだから。
安保先生も、できる限り薬に頼らず自分の免疫力を上げることで対処することの大切さを説いていたそうです。
免疫についてはちょっと話が複雑になるのですが、交感神経と副交感神経の働きが実に大きく関わっています。
お話の中で、忙しすぎてリラックスできない現代の大人は交換神経が優位になりすぎていて免疫力を落とし、
逆に何でも苦労することなく与えられて自分で何もしなくてもすんでしまうことが多くなっている現代の子供達は、ストレスがなさ過ぎて逆にリラックスしすぎの部分も目立ち、副交感神経が優位に立ちすぎていて免疫力を落としている、とのこと。
子供達はそれなりに塾だなんだと忙しいスケジュールをこなしてはいるのですが、生きる危機にさらされることはないし、食事に困る事もないですよね。
基本、大人ほどの切羽詰まった極限に晒されることは少ないでしょう、と。
色々お話を伺っていて、食事や生き方をどう考えるかで大きく変わっていくということですから、こんな時代だからこそ、改めて見直してみたいものですね。
リラックスと言えば最近、由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」がiTunesのジャズ部門で全米No.1だそうですが、学生時代、勉強するふりをしながらラジオでよく聴いていた曲だったのを思い出します。
今、こうして聞いているとそういったことを思い出す所為か、自分がとてもリラックスしているのに気がつきました。忙しいこの師走の時期、しばらくの間はリラックスした副交感神経優位で過ごせそうです。
……と、曲を聴きながらリラックスしていたところに工藤公康氏のお嬢さんでプロゴルファーの工藤遥加さんが、
LPGA新人戦 加賀電子カップで優勝したと報道が。
公康氏のベイスターズ監督ならずというニュースのなか、踊らされることもなく頑張っているのは本当にたいしたものですね。
公康氏のことについては非常に残念でしたが、子供達の指導その他、色々なことでまた是非活躍していただきたいと思っています。
あ、今晩は皆既月食だそうですね。観測なさる方はくれぐれも風邪など引かぬよう、暖かくして下さいね。