昨日、高校の検診に行ってきました。
全体的に虫歯の数は減少傾向にあり、また、矯正治療も普及していて、現在治療途中・治療終了のお子さんも多く見受けられました。
しかし、せっかく高額な治療費を払われたにも関わらず、その後のメンテナンスが今ひとつといったお子さんが非常に多いことが判りました。治療が終わったからとそのままにせず、ぜひ、引き続きメンテナンスを受けてほしいと思います。
もう一つ気づいたのは、飲み物を持参している生徒さんが数人おり、その中の一人を除いて全員が食品添加物の糖分がたっぷり入ったスポーツ飲料も含むものを持っていたことです。
当クリニックでは、低血糖を引き起こす原因になるので、糖分の多い清涼飲料水は出来るだけ避けていただくようお話しさせていただいています。
では、どうして避けなければならないのか?
炭酸飲料などの摂り過ぎによって引き起こされる血糖値の異常、それが低血糖症、あるいは反応性低血糖症と呼ばれる症状です。
血液中の糖分(ブドウ糖)濃度=血糖値が正常の範囲を超えて下がるため、カラダは常にエネルギー不足の状態に陥ってしまいます。
ただし、血糖値が下がりすぎるからとここで糖分を摂れば、血糖値が乱高下してしまい、そのとき分泌されるホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリン)がさまざまな症状をひき起こします。
まず体調不良としては(頭痛・疲労・めまい・ふらつき・動悸・手足の冷えや震え・不安定な呼吸・筋肉痛・関節痛・アレルギー・眼球の痛み・自律神経失調症・朝起きられない・不登校・食後の異常な眠気など)
また、精神疾患として(うつ・統合失調症・パニック障害・摂取障害・自殺願望・精神不安定・イライラ感が強いなど)現代人が抱えているさまざまな症状を出させてしまうのです。
先に紹介させていただいた堀田先生も本の中に書かれており、岩手大学名誉教授の大沢博先生はその道のエキスパートで著書も豊富ですから、是非ご一読ください。
そうそう、ある生徒さんは舌にピアスが…金属アレルギーの元にもなりやすいボディピアス。アレルギーが出ないことを祈っていますよ。
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