題目の紙面に山田豊文 先生のコメントが掲載されました! 今日はこれをご紹介させて頂きます。
Q 食事を通じてできる被ばく対策はありますか?
A ミネラルやビタミンをたくさん取ってください
福島第1原発の事故で、避難指示がない地域でも通常より高い放射線量が観測されています。体への影響を少しでも減らすため、食生活での注意点を、杏林予防医学研究所の山田豊文所長(分子栄養学)に聞きました。
放射性物質が体内に取り込まれると、臓器に蓄積して内部被ばくを引き起こし、細胞やDNAを傷つける活性酸素を作り出します。
体に不可欠なミネラルと似た放射性物質が多いのも特徴です。放射性のヨウ素131と海藻や魚介類に多い安全なヨウ素、セシウム137と野菜や果物に多いカリウムという具合です。食事からミネラルを十分に取れないと、体は代わりに放射性物質を吸収しやすくなってしまうのです。
活性酸素を抑えるのはビタミンCやE、ベータカロテン、亜鉛やセレンなどの抗酸化栄養素。ニンジンやタマネギ、旬の果物を食べるとよいでしょう。 ビタミンやミネラルは「マゴワヤサシイ」と呼ばれる食材でバランス良く取れます 。
マ=みそや豆乳・納豆など豆 類 ゴ=ゴマなど種実類
ワ=ワカメ・昆布など海藻類
ヤ=野菜
サ=魚
シ=シイタケなどキノコ類
イ=いも類。 日本人におなじみの食べ物が「細胞から元気になる食事」として体を守る力になるのです。
参考にして下さい(^_^)