7/21は『土用の丑の日』
2011-07-21 12:54
クリケ歯科クリニック
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残念ながら今年は昨年から続く不漁で高価なようです。

昔から「丑の日」に「う」のつく食べ物を食べると夏負けしないと言われてきました。
それは「うどん」でも「うど」でも良いのです。

実は夏のウナギ、一年で一番「脂が乗ってない」んです。

脂がのってないから昔は売れず、困ったウナギ屋さんが物知りで有名な「平賀源内」に相談したところ、
「本日丑の日」と 書いて店頭に貼りなさい言われ、その通りにしたところ大繁盛。

そこまで人の心理は単純?と思う部分もありますが、意外に単純なんですね(笑)

で、「そんな手があったか!」と他のお店も追随したところ、「土用の丑の日にウナギを食べる」という習慣ができあがったのだそう。

じゃあ、売るためだけに考案されたなら、この時期に食べる意義はないの?

いやいや、そんなことはありません。脂がのってなくたって、ウナギは非常に栄養価の高い食材です。

ビタミンA、B1、B2、D、EやDHA、EPA、 ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)など、ざっとあげただけでもこれだけ身体に必要な栄養素がぎっしり。
しかも何がすごいって魚一匹でここまで摂れるっていうのがすごい。

では細かく内容を見ていきましょう。

ビタミンA・・・・
これが一番突出して多く、1日の必要量をウナギ1匹で補える量。目や皮膚、内臓の粘膜を丈夫にし、免疫力を高めて風邪な どの感染症に効果的に働きます。

ビタミンB1・・・・
糖質のエネルギー代謝を高め、筋肉疲労などのさまざまな疲労を回復する働きをします。

ビタミンB2・・・・
張りのある皮膚や艶のある髪をつくる働きがあります。

ビタミンD・・・・・
骨や歯にカルシウムを取り込むのに必要な栄養素。

ビタミンE・・・・・
老化の予防に役立ちます。

EPA,DHA・・・・
以前に亜麻仁油のところで書いたとおりです。

非常にバランスの良い食材ということが一目でわかりますね。
ビタミンAは過剰摂取に気をつけなければいけませんが、毎日食べるものでもなく、1日量 の摂取量も範囲内であり、妊婦さんにとってもそう気にするものでも無いようです。

日本人の知識は本当に素晴らしいと思います。 
ただ、一つ不足しているのがビタミ ンC。なのでその分として生野菜、果物で補うのが効果的でしょう。

8月2日も土用の丑の日で、今年の夏は2回あります。
今年は節電その他で、かなり体力的に無理がきそうですから、ウナギでしっかり栄養をとり、いつもよりも多めのビタミン・ミネラル摂取を心がけてください。
あ、もちろん良質な水もですよ。

それとここで一つ、僕のお気に入りのお店をご紹介。
地下鉄上永谷駅の近く、環状2号沿いの「友」という定食屋さん。
ここはとなりの魚屋さんがやってるんだけど、ウナギの質、価格共に超お奨めです。


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